被災地では、卒業式も行えないようなところもあり、それを考えると、卒業式が出来ただけありがたいと思っています。
昨日は、息子の小学校の卒業式だったんですが、会場の体育館には、紅白幕が張られていませんでした。(副校長先生に言われるまで気付かなかった^^;)
それで、式の前に全員で、1分間の黙祷を捧げましたが、子どもの卒業に感動する前に、いろいろな光景が目に浮かび、涙が出てきました。
その光景は、連日映し出される被災地の映像ですが、避難所で卒業証書を受け取る子ども達や、渡すはずだった証書が泥水で汚れ、それを先生方が一生懸命拭いている様子など。
楽しみにしていた、卒業式での娘のはかま姿が見れず、泣き崩れるお母さん。(最近は、小学生もはかまを履くんだとも思いましたが)
ホント被災地の方々には申し訳ない気がしますけど、こうして普通に卒業式が出来たことに、素直に感謝したいと思います。
そういえば、うちの息子。
卒業証書を貰う前に、檀上で一人ずつ言う一言 。
「中学に入ったら、野球のクラブチームに入って、今まで学んだ、努力することを胸に、頑張りたいと思います。」なんて言ってた。
今度行く中学には野球部が無いということも有り、ちっとも野球の芽が出ない息子に、「お前の実力じゃクラブチームは無理だ。」と、野球を辞めさせようと思ってたんですけど、昨日の一言で、そうもいかなくなってしまった。
お父さんが監督の「キャンプ部」へ入部させる作戦は、どうやら失敗に終わりそうであります。
それにしても、今の卒業式って、みんなブレザーかスーツなのね。
私立の女子校に行く一人だけで、他に中学の制服を着てる子は、一人もいませんでした。
2年後には娘が卒業しますが、女の子は、なんちゃってAKBみたいな感じで可愛かったです^^
ま、何事もなく、無事卒業式が出来てよかったです。